外科看護師の1日のスケジュール

外科の病棟で働く看護師は、具体的にどのような仕事をこなしているのでしょうか。
今回は外科で働く看護師の一般的な勤務スケジュールをもとに、その詳しい内容をまとめていきたいと思います。

まず日勤の場合、外科の看護師が出勤後に行うことは、申し送りのチェックです。
担当する患者の容態についてきちんと確認することはとても大切です。

その後は病棟に行き、最初に担当の患者に挨拶をして医療処置に入ります。点滴を確認したり、清拭や医療処置を施したりなど、一人一人に合わせた看護を実施します。そしてお昼近くになったら、交代で休憩を取ります。

続いて午後になると、ミニカンファレンスに参加するケースが多いです。
5人程度の患者の看護計画を掲げ、一人一人評価していきます。病棟に入院している患者全員について話し合いができるように、曜日ごとにしっかり割り振ることが大切です。また、医師もカンファレンスに一緒に参加して、今後の治療計画を共有されるケースもあります。

そしてカンファレンスの次なる業務が、検査出しです。
検査が必要という指示が出ている患者を、レントゲン室などの検査室へと連れていきます。
そして夕方頃に差し掛かると、看護記録をまとめる作業に入ります。患者の血圧や熱の有無、食事量など、正確に記載することが重要です。
ただし、救急病院の場合、急患が入ることが少なくありません。このような場合は基本的に残業をして、帰宅する流れになります。